構造

一般住宅を建設するに当たって、弊社では「木造軸組工法」を用いています。

木造軸組工法はコンクリートの基礎に土台を置いて、木製の軸組(柱・梁・桁・筋違い等)を組み合わせて骨組みを造り、金物で補強し、耐震性を増した木造工法です。
また、木造軸組工法は、柱・梁などの躯体で支える工法なので、自由な設計プランが可能です。ライフスタイルに合わせた個性的なスペースを創造できるばかりか、敷地の条件、予算、デザインの嗜好などにも柔軟に対応できます。もちろん増改築のしやすさも大きなメリットになります。

木造軸組工法は耐震性能も高いレベルにあり、木の持つ軽さやしなやかさなどはコンクリートや鉄筋には無いものです。
コンクリートや鉄などの素材は、新しいときが一番強く、時間が経つにつれて劣化や機能の低下が起こります。
しかし、木は伐採されてからなおも生きつづけ、200年~300年の間は強度が高くなっていくと言われています。
木には秘められた力があるのです。

弊社では、木の特性を最大限に生かし、柱石の上に直接柱を立て金物の使用を出来る限り最小限にとどめる、昔ながらの木栓を使用する伝統的な在来軸組工法も行なっております。
それは社寺建築を行っている弊社ならではの匠の技術を取り入れた工法とも言えます。

伝統的な古建築から現代の建築工法を兼ね備えた技法で、お客様の大切な財産を守る役割を使命と考えております。

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